大田文化の森運営協議会の活動をお知らせする情報誌「おおた文化の森」vol.32夏号

2008年度下期企画実施アルバム 2008年度下期企画実施アルバム
2008年度下期企画実施アルバム「マット先生と英語でクッキング」(5月24日実施)
私が、外国の方々に日本語を教えるボランティアを始めて10年以上になりました。
その間、移り変わる社会情勢に応じて、いろいろな国のたくさんの方々が通り過ぎて行きました。異国の地での仕事、そして日々の生活に直面している彼らは、必死に日本語を、また、日本の文化を学び、それぞれ、目的を達成して、巣立っていきました。この間、こちらから教える事より、彼らから教わる事のなんと多かったことか!を実感しています。
そうです! ボランティアとは一方通行ではありません。Give and takeというのでしょうか? 日本語を教えることを通して、外国へ行かなくても、いろいろな国の文化を学ばせていただける場なのです。
このような経験から、今、私は異文化交流実行委員会に属していますが、身近に住んでいる外国の方々と共生していくためにも、国籍や民族にとらわれず、偏見をなくすことが大切だと思います。そのためにも少しでも役に立つプログラムを提供し、多くの方々に異文化にふれていただき、お互いに理解し合い、尊重し合って生活していけるよう、この“大田文化の森”という素晴らしい場を通して、一助になれればと思っています。

文化プレーヤー 藤井 香子

私の文化の森 大瀧 真理子(おおたき まりこ)
「大田文化の森」で運営委員としての、活動も残り1年になりました。
皆様に支えられ、励まされてのアッと言う間の5年が経ちました。
我が家のFAXに運営委員の募集要項が誤って3回も流れて来たのがきっかけで、これも何かの縁と受け止めての、第一歩でしたが、最初は前委員の方々の熱意に圧倒されて、何の事かさっぱり解らず、大変戸惑いました。
運営協議会と言う組織でありながら軸がどこにあるのかも、まったく理解ができなくてとても不安でしたがその筈です。
ここは少しだけ積極的な気持ちを持って、何かをやろう! 自分に何ができるのか?と前向きな生活を求めている方々が、○にも△にも□にも形を変えながら集うところだからです。そのために、「あちらを立てればこちらが立たず、こちらを立てればあちらがたたず」の苦労も多く、また、引き換えに達成感もありました。
「人間千差万別」文化の森のこの5年間で、大勢の人との関わり方を学ばせていただきました。
時には、ふと耳にした陰口に凹んだり、また励まされたりといろいろありますが、振り返れば大組織の歯車のひとつとしての過去の35年、地域の生活に余りにも疎かった自分と、ここに集う、一人ひとりの経験や生活環境によって培われた常識という、物差しの長さに差があって当然。
あれもこれも、みんな自分磨きの教科書と受け止めて、あせらず・おくれず・い一歩一歩・・・「何事にも、余り一生懸命やっては息切れが生じる、一歩一歩の積み重ねが大切」と、ここ文化の森で実体験ができた事の幸せを感じ、家族の協力とたくさんの文化プレーヤーさんの協力や励ましでやっとここまで頑張れました。
残された少ない期間ですが私らしく、元気に誠心誠意、次に繋がるお手伝いを・・・後になって後悔のないように・・・文化の森をマラソンでゴールを目指します。皆さんに、感謝! 感謝! ありがとうございます。
※このコーナーのタイトル文字は寄稿者の直筆によるものです。

フォレストメーツ 学校法人後藤学園 東京衛生学園専門学校 リハビリテーション学科 学科長 森島 健ときどき「大田文化の森」の皆様と私自身の所属している「馬込文士村ガイドの会」の活動を比較してみることがあります。ガイドの会は、コースのバリエーションはありますが、ようするに大森、馬込、山王一帯に居住していた文学者や芸術家をたどって、因縁や業績やエピソードを紹介しているわけです。自ずから焦点が絞れますし、メンバー約32名が、おおいに楽しみながら、自分のペースでご案内をしているわけです。
一方、文化の森の活動は、対象分野が文化と一口にいっても、生活、健康、芸術、学芸、時局などなど広い分野にわたり、もちろん何らかの形で参加されている方々の興味や関心が多岐にわたっています。また運営協議会のかたがたは、聞くところによりますと、「区民の創造的文化活動の支援」とか目的があって、大変だとお察しします。ガイドの会は、自ら楽しむことが第一で、結果として地域文化の振興や活性化に貢献できれば幸せですが、文化の森は、逆に、最初に区民文化活動のためという目的や使命が求められているようです。
ご発展をお祈りいたします。
馬込文士村ガイドの会事務局長
関 由美子