
皆さんのご協力で、今や“地元の夏の風物詩”となった「文化の森夏祭り」――。毎回ユニークな催し物でいっぱいです。その中から好評を博したイベントの“成果報告”を二人の文化プレーヤーから寄せていただきました。
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| 親子で楽しく花巻寿司づくり |
大田文化の森が開設した当時、収穫祭で販売された花巻寿司。材料が手軽に手に入り、ヘルシーで美味しい花巻寿司は大変評判が良く、行列ができるほどの人気でした。また、各イベントの交流会等でも、2〜3年間はスタッフが花巻寿司(バラ・梅)を作り好評でしたが、担当者が替わり花巻寿司は姿を消してしまいました。
昨年頃から「文化の森で花巻寿司の作り方をぜひ教えて欲しい」という声を、区民の方から多く聞くようになり、6年ぶりに「文化の森夏祭り」で実現することができました。8月8日(土)午前・午後2回開催予定の講習会を、親子で参加する応募が多数のため、一人でも多くの皆さんに体験していただけるように、午前を1回増やし3回の講座に変更して行いました。小学生と一緒に参加された親子、お孫さんと一緒に、また小さなお子さんをおんぶされたおとうさん、でき上がった太巻寿司を輪切りにすると「バラの花模様が・・・」、その瞬間、皆さんの顔から笑顔と驚きの声があがりました。体験された多くの方から「次は花巻(梅の花)寿司講習会を開いて欲しい」という声が多く、スタッフとして協力していただいた皆さんにもお声がけして、次年度に備えたいと思っています。
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| 「紋切り遊び」に親も子も真剣に挑戦! |
突然の大雨に見舞われながらも、二日間延べ200人ほどの参加がありました。
昨年に引き続いての担当で、反省点を踏まえ計画させていただいたので、大過なく終えることができました。
『紋切り遊び』は紙を折って型紙通りに切り抜き、そっと開くと、そこには美しい紋が現れます。
「紋切り型」のもとは江戸時代、職人が紋を描くために考えた方法。昭和初期までは図工の教科書にも取り上げられていたのですが、すっかり忘れられています(参考資料『紋切り型〜豆紋』下中菜穂著より)。
下中菜穂先生のワークショップに参加してますます紋切り型にはまり、「こんどは私たちが伝える人になろう」との先生の言葉に賛同、ぜひとも子どもたちに紹介したくて、今年もワークショップ担当になりました。
聞き慣れない言葉に困惑気味で集まった子どもたちも、出来上がった「しおり」や「ランチョンマット」に満面の笑顔。
子どもそっちのけで楽しむお父さんお母さん3。
孫に教えたいと必死でハサミを持つおばあさん。
皆さんに楽しんでいただけたようで、スタッフ一同ホッと胸をな撫でおろしました。
たくさんの子どもたちと触れ合えて楽しかった夏祭りでした。有難うございました。
情報の回路を全開にして
縁あって昨年10月の「第4回 文化ボランティア全国フォーラムin東京」の大田区分科会を、お手伝いしてから「大田文化の森」にかかわるようになりました。
地域住民による組織が運営し、地域住民のための文化活動の展開という、他の文化施設から見れば理想的な運営がなされています。
ただ、その課題は、全国的な注目度に比して、地元的な関心度が十分ではないというところでしょうか。今年5月の「文化の森フォーラム」の時にも、参加者から文化活動への関わり方について尋ねられました。情報の回路が十全ではないということでしょう。
特色の一つである「公募事業」に、一般住民(しかも世代別とか)も加えた公開選考などを取り入れるなど、さらに住民参加、関心喚起をしていくようなもうひと工夫があると、これまでとは違った担い手の発掘や文化活動のさらなる活性化につながるかもしれません。これも必要な情報公開あるいは情報提供に思えます。