あけましておめでとうございます。新年にあたりごあいさつ申し上げます。大田文化の森運営協議会が発足して10年目を迎え、官民協働の文化活動支援組織として定着してきたと思いますが、さらに飛躍するためには、「反省と継続」を積み重ねることが大切だと痛感しています。
現在、われわれは多種多様な情報を享受しています。しかしそれにもかかわらず、文明の危機的様相は深まっています。長期化した経済不況と市民生活、教育の場の荒廃と理念の喪失、文明の進展にともなって見直されるべき自然と人間の関係等々、当面する課題は数多くあります。「大田文化の森」は、区民の文化創造の拠点として、区民の皆様の精神面での支柱となるべく努力しています。小さな組織ですが、「心の豊かさ」を求め、区民の皆様とともに文化活動を通して「生活の潤い」を享受しようではありませんか。
今後とも運営協議会に対し、ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

2010年全館行事の皮切りに2月7日(日)、文化の森から“地域文化の輝き”を発信します。
本年のフェスタは「広めよう!大田の文化」〜見つける、親しむ、育てる〜をコンセプトといたしました。古くから大田のあちこちで息づき、育まれた街の文化、伝統芸能や工芸を区民のみなさまと分かちあい、未来につなごうという企画です。お陰様で関係の方々には力強いご協力をいただきました。みなさまのご来館をお待ちいたしております。詳細は別途配布チラシや本号4ページ「イベント開催情報」欄をご覧ください。
当日、全館で盛りだくさん繰り広げられるプログラムは、
まずホール(11:00〜15:00)では「大田区郷土芸能保存会」のメンバーのみなさまに、明るく華やいだ「祭り囃子」「和太鼓」「民謡」などを演じていただきます。
また5階多目的室(10:00〜16:00)では、区の内外、30件にのぼる文化や生活向上を目指しておられるグループ、個人の方々が、日頃の活動を熱く発信されます。会場は熱気に充ちて盛り上がるでしょう。
さらに、第3・第4集会室(14:00〜16:00)では、シンポジウム「広めよう!大田の文化」。「大田の地域文化」を巡って懇談の場です。基調講演を鈴木章生さん(目白大学教授)にお願いし、野田隆さん(大田区副区長)平澤勘蔵さん(区立龍子記念館館長)北田久枝さん(エセナおおた元理事長)に登場いただき、会場の参加者と共に、熱く語り合っていただきます。
館内では、
◆六郷とんび凧作り体験教室(小学3年以上の親子対象)
◆蒲田の江戸切子に触れる講座(小学4年以上対象)
◆郷土の食「海苔のふる里大森・海苔養殖発祥の地」(展示)。「のり巻きを作ろう」(調理実習)
◆軽ドリンクでくつろぐ「多文化カフェ」
等のイベントが開催されます。
当然締めくくりは、多目的室での交流会(17:00〜18:30まで。参加費500円)で総仕上げの懇親と交歓の輪が広がります。奮ってご参加ください。
なお“前日祭”として、2月6日(土)はホールにて、「赤毛のアン」フェステイバル〜コンサートと講演会〜(14:00〜16:00)が開催され、今年のフェスタに花を添えます。
大田文化の森運営協議会は年間4大イベントとして、春の「文化の森フォーラム」は年度の出発。夏の「文化の森夏祭り」は地元地域の集い。秋の「文化の森収穫祭」は文化プレヤーの活動の集大成。冬の「文化の森フェスタ」は区の内外に呼び掛け「森」から文化の発信。とそれぞれ特長を生かしたイベントを設けております。今後もみなさまの活動の場、快適な居場所としての「文化の森」を目指していきます。