「春植えざれば秋実らず」ということわざがあるように、実りを得るためには春に種をまき、梅雨の長雨や夏場の草取りと手間ひまをかけて、繰り返し努力をなされて「実りの秋」を迎えることができます。
11月13日(日)、お待ちかねの文化の収穫祭が開催されます。
近隣、地域の皆さまに日頃のガンバリの成果が結集される発表の場としての、期待感からか、すでにたくさんの電話もいただきました。「去年は出られなかったので今年は是非参加させてください」と言う積極的なものが多く、文化の森での、文化の祭典としての位置づけや10年をかけての、皆さまの日々の努力や楽しみが、見えてくるようで嬉しくなりました。
ことしは、3月11日の東日本大震災発生で悲しい思いがまだ抜けきれない方々が大勢いらっしゃる中での、春のイベントの変更や節電対策等日常の生活が、必ずしも、いままで通りではなかった方も多いかと思います。それでも、生きている力としての元気や笑顔をとり戻しての文化的生活、いままで通りの明るい生活を続けていくための一歩、歩み続ける一歩、絆を深める一歩が必要ではないでしょうか。
「縁」は、つながろうとする意識の中で育てていかなければ「絆」になりません。元気や笑顔でいられる「縁」を探しにいらっしゃいませんか。
子供からお年寄りまで、誰もが楽しめる文化の祭典「文化の収穫祭」を、参加出演、出店、出展の方々、ボランティアスタッフ、運営協議会、関係者の皆さまと、想い出の1ページとして楽しく一日をお過ごしください。心より、お待ちしております。
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| 昨年の収穫祭の様子 |
2009年度の映画賞で、ブルーリボン賞の3冠をはじめ全14冠を獲得した話題の映画『ディア・ドクター』が10月28日(金)午後7時から文化の森のホールで上映される運びとなりました。
東日本大震災の影響で延期となっていたもので、主演男優賞5冠に輝いた笑福亭鶴瓶の弱々しい演技は、この作品の言いたいことにほんとに合っていました。
物語は山間の小さな村の診療所でたったひとりの医師として働く伊野(鶴瓶)は、村人たちからは「神さま仏さま」よりも頼られています。しかし名医のように振舞う彼は、じつは大きな嘘をついていて・・・というストーリー。共演は八千草薫、瑛太、余貴美子、香川照之など。
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| (C)2009『Dear Doctor』製作委員会 |
脇役陣もそれぞれの持ち味がにじみ出ていましたが、なによりも原案から脚本へと組み立てていったアカデミー賞監督賞を獲得した西川美和監督が繊細に過不足なく、しかもギスギスしないで描いた世界は、せつなくておもしろくてよかった。題材は地味そうに見えるし実際に地味ですが、この映画は「観てよかった」と思わせる力は、すごいものです。
ぞ〜っとしたり、大声で叫んだりする場面はひとつもない。だけど、内臓がぴくぴく動くような映画です。ちゃんと仕事をするって、いいよなぁ。と、そんなことを思わせてくれました。
運営委員 池田 昭宣