ミツロウラップの作り方!100均で揃う材料やメリット・デメリットを徹底解説!

ミツロウラップって知っていますか?

ミツロウラップは布にミツロウをしみこませたラップのことで、簡単に手作りできるので今話題なんですよ。

そこで今回は

  • ミツロウラップのメリット
  • ミツロウラップのデメリット
  • ミツロウラップの使い方
  • ミツロウラップの作り方
  • 100均で揃う材料
  • ミツロウラップの洗い方とメンテナンス

について紹介します。

それでは順番に見ていきましょう!

スポンサーリンク


目次

1.ミツロウラップとは

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

(@moe_maison)がシェアした投稿

ミツロウラップとは布にミツロウをしみこませたラップのこと。

手で温めるとどんな形にもフィットし冷蔵庫で冷やすと固まり食品をしっかり保存できます。

ミツロウラップは市販もされていますが自分の好きな柄の布を使って簡単に作ることができます。

2.ミツロウラップのメリット

ミツロウラップのメリットは

  1. 抗菌・保湿効果がある
  2. 洗って繰り返し使える
  3. 通気性がある

です。順番に説明していきますね。

1.抗菌・保湿作用がある

ミツロウには抗菌・保湿作用があるので使い捨てラップを使うよりも鮮度が長持ちします。

2.洗って繰り返し使える

水で洗えてしかも乾くのも早いので、繰り返し使えてエコです。

3.通気性がある

普通の使い捨てのラップは通気性が悪いですが、ミツロウラップは通気性がいいので食品にも優しい!

3.ミツロウラップのデメリット

とても機能的なミツロウラップですがデメリットもあります。それは

  1. 熱に弱いのでレンジや熱湯は不可
  2. 生肉・生魚、酸性の強い食べ物は包めない
  3. 冷凍庫もNG

の3点です。

1.熱に弱いのでレンジや熱湯は不可

ミツロウは65~70度で溶けてしまいます!なのでレンジを使ったり熱湯をかけることはNGです

2.生肉・生魚、酸性の強い食べ物は包めない

ミツロウラップはさっきも述べた通り熱にとても弱いです。熱湯消毒ができないので生肉・生魚を包むのは避けてください。

また酸にも弱いので、レモンやパイナップルなど酸性の強い食べ物を包むこともできません。

3.冷凍庫もNG

冷凍庫でも一応使えないことはないですが、使ってしまうと劣化がとても早いのでお勧めしません。

スポンサーリンク


4.使い捨てラップのデメリット

ミツロウラップに比べて使い捨てラップは洗う手間がないのでラクですよね。

ですがラップには燃やす時に塩素ガスが発生するものがあり環境にあまりよくないです。

そしてラップの機能を高めるために添加物がいろいろ入っているものあるんですよ。

それだと食べ物を包んだ時ちょっと気になりますよね。

5.ミツロウラップの使い方

ミツロウラップはこんな使い方ができます!

  1. パンやサンドイッチを包む
  2. 使いかけの野菜を包む
  3. ケーキやお菓子を包む
  4. ラッピング
  5. アウトドアでお皿代わりに
  6. 残り物やジャムのふたに
  7. お弁当のしきりに

包むだけでなくいろんな使い方ができてとっても便利ですよね!

6.ミツロウラップはネットショップでも買えます!

ミツロウラップはネットでも買えます。ここでいくつかお店を紹介します。

値段は1000円~2000円前後です。

Bee eco wrap
オーストラリア製。カラフルでかわいい柄のラップがたくさん売っています。サイズもSサイズ(約18㎝×18㎝)~XLサイズ(43㎝×43㎝)と幅広く展開。

Honey wrap
ニュージーランドの専門店。カラフルな柄から動物柄やキャンプの柄といったちょっと変わったデザインの物も売っています。

aco warp
岐阜県産のミツロウを使用。無地で丸形なのが特徴。サイズは直径13㎝、19㎝、33㎝の3種類。

Bee’s Cotton Wrap
ハワイのミツロウマノアハニーカンパニーのものを使用。自然素材のオーガニックコットン・ホホバオイルも使われている。

スポンサーリンク


7.ミツロウラップの作り方

既製品を買うとやっぱりちょっと高いですよね。ミツロウラップは手作りできるんですよ!

用意するもの

用意するものは

  • 綿100%の布
  • 粒タイプのミツロウ
  • クッキングシート2枚
  • アイロン
  • アイロン台

の5つです。

材料はどこで買える?100円ショップでそろうものもアリ!

ミツロウは山田養蜂場、東急ハンズ、ロフト、生活の木で買うことができます。Amazonなどネット通販でも買えますよ。

値段は100gで500円前後で売っています。

布とクッキングシートは100円ショップで買うこともできますね。布は綿100%のものを選んでくださいね。

作る前の下準備

下準備としては

  • 布を好きな大きさに裁断しておく
  • 固形状のミツロウを使う人はあらかじめ削っておく
  • アイロン台がなければ板の上にいらないバスタオルを敷き新聞紙を広げておく
  • クッキングシートを切っておく
  • アイロンの余熱

をしておくことですね!

固形状のミツロウは削っておかないと溶けるのに時間がかかるため、包丁かおろし器で削っておきましょう。

湯煎やレンジで溶かす方法もありますが容器にミツロウがついて洗う時に大変なので、削った方が無難です。

アイロン台の代わりの板はまな板でもOKですよ。

失敗しない作り方のコツ

失敗しない作り方のコツとしては

  1. ミツロウは粒状のものを使う
  2. ホホバオイル・ココナッツオイル・植物樹脂・粒状の松ヤニを入れるとより粘着性UP
  3. 綿100%バンダナやハンカチくらいの厚さの布を使う
  4. 初心者は小さい布で試してみると良い

です。

前にも述べましたが、固形のミツロウを使うと削る手間がかかるので粒状のものを使えばとてもラクです。

さらにミツロウだけだと粘着力が弱い場合もあります。ホホバオイル、ココナッツオイル、植物油脂、松ヤニを使うと粘着力が高まります。

松ヤニも粒状のものをさらに綿棒などで細かく砕いておくと失敗がなくて済みますよ。

布は薄すぎるとミツロウがムラになりやすく、厚手のものだと包みにくくなってしまいます。

一番おススメなのはオーガニックの布ですね。

素材も化繊のものを使うと熱で布が溶ける可能性があるので注意しましょう。

初めて作る人は大きい布だとアイロン台の上で何度も方向を変えなければいけないので、小さい布(10㎝×10㎝くらい)から始めた方がやりやすいです。

作り方の手順

お待たせしました!作り方の手順を紹介します!

作り方は

  1. アイロン台にクッキングシートを敷く
  2. その上に布を置いて全体的にミツロウをまく
  3. 松ヤニやホホバオイルを全体的にふりかける
  4. その上にクッキングシートを置く
  5. 低温~中温で温めたアイロンを片面あててミツロウを溶かす
  6. 布をはがす
  7. 自然乾燥させる

ミツロウの量は10×10cmの布で約3gくらいです

松ヤニの量は小さじ1くらい、オイルなら15mlくらい全体的にふりかけてください。

アイロンは片面だけかければOK。一回溶かしてみてミツロウが足りなければまた少し足してアイロンをかけてみて!

ミツロウラップを手作りするならキットもおすすめ!

キットなので材料が全部そろっていてめっちゃ楽ちんですよ♪

8.ラップの洗い方とメンテンナンス

基本的には水洗いで。ただし冬はぬるま湯でも使用可。

傷つきやすいので食器用洗剤とスポンジで優しく洗ってください。

そのあとはピンチに挟んで自然乾燥させます。しっかり乾かさないとカビが生える原因となるので注意。

ラップの使用できる期間は1~2年です。自然由来の原料なので使用後は土にもどせます。

まとめ

今回はミツロウラップについて紹介しました。

内容をまとめると

  • ミツロウラップとは布にミツロウをしみこませたラップのこと
  • 洗って何度も使え、抗菌性、保湿作用、通気性に優れている
  • 熱に弱い、生肉・魚、酸性の強い食べ物は包めない、冷凍庫不可
  • パンやお菓子を包んだり、お弁当の仕切りやアウトドアにも使える
  • ミツロウラップはネットショップでも買うことができる
  • ラップを手作りするならミツロウは粒状のものを。ホホバオイルや松ヤニをいれると粘着力UP
  • 使ったら食器用洗剤とスポンジで洗いよく乾かすこと

です。

この情報を参考にあなただけのミツロウラップを作ってみてくださいね!

最後までご覧いただきありがとうございました。

スポンサーリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です